マフラーについて傷の修理方法

マフラーは意外に傷がつきやすい

お気に入りのカスタマイズを施したはいいが、しばらくして、マフラーに傷がついてしまったということはあることです。
特に、山道のランディングや舗装されていない道は、小石や異物などがはじけやすく、マフラーに傷がついてしまうこともしばしば。
新品に交換したばかりで、修理工場に依頼する程でもない傷であれば、ご自分で修復することも可能です。

ショップに依頼すれば、小さな傷でも、それなりの工賃を請求されます。
ご自分で修理すれば、材料費と手間だけで済みますので、かなりのコストダウンを図ることができます。
そこで今回は、マフラーの補修や修復について、詳しく解説していきます。

マフラーの傷の補修方法

浅い傷であれば、ご自分でも簡単に傷あとの修復をすることができます。
まず、用意するものは、金属用の紙ヤスリや布ヤスリ、そして仕上げ用のコンパウンドと、拭きあげ用のタオルなどのウエスを用意しておきます。
修復方法は、いたって簡単です。

まず、全体の汚れを丁寧に拭きとり、傷ついた部分をヤスリで研磨していきます。
あらかた傷が見えなくなれば、再度布でふき取り、仕上げのコンパウンドをつけて磨きあげましょう。
コンパウンドで磨くことにより、鏡面仕上げにできますので、納得のいくまで磨き上げるのがコツです。

マフラーの穴の修復のやり方

マフラーの小さな穴やへこみ傷なら、ご自分でも修復可能です。
まず用意するものは、補修用のパテと、金属磨き用の紙ヤスリか布ヤスリ、そしてシリコンオフとコンパウンド/セラミッククロスや耐熱テープ (アルミ)などを用意しておきます。
手順としては、まず全体を丁寧に拭き、穴周辺をヤスリでサビや汚れを削り落としていきます。

シリコンオフで脱脂したあと、セラミッククロスに補修パテを均一に塗り、穴に貼り付けておきます。
次に、上からパテを塗り表面を整えたら、最低でも1日そのまま放置しておきます。
注意点としては、耐熱テープがマフラーの根元部分には、高温になるため使えないというところです。

直せない場合はマフラー交換

マフラーのへこみなどは、素人が修復するには無理があります。
タイプによっては、修復可能なケースもありますので、まずはバイクショップや修理工場などに相談してみるのが一番です。
どうしても、修理不可能な場合は、マフラーを交換するしか他ありません。

また、場合によっては、修理費の方が高くつくという場合もありますので、まずは見積もりを取ってから、修繕するのか交換するのかを決めるとよいでしょう。
また、修理する場合は、バイクを預けることになりますので、この点もしっかりと留意して、修理するのかを決めていきます。
なお、マフラーは、ネットやオークションなどで、安く購入できる場合もあります。